・・毎日新聞2月4日付記事・・

大和田俊一さん(59)

初めての甲子園出場が現実になって、今でも夢みたいな気分です。出場決定

を知らせる電話を受け取ったときには、本当に感激しました。あの瞬間はう

れしくて目が潤んでしまいましたね。

1月31日には体育館で全校生徒を前に報告会を行ないました。甲子園出場

は、その場に出席した3年生をはじめ、これまで卒業していった先輩方の礎

があったからこその結果だと思います。

私が以前、県立水戸商業に数学科教員として勤務していたとき、同校は春夏

合わせて4回甲子園に出場しました。生徒の引率で球場へ行きましたが、波

打つような大応援団の雰囲気は今でも思い出すと興奮します。

緊張する場面もあると思いますが、どんな相手であっても自分たちがやって

きた野球を出し切ってもらいたい。胸を張って頑張ってください。(聞き手・川崎健)