・・毎日新聞2月19日付記事より・・
石岡一高時代は投手でした。練習はきつかったですね。学校が高台にあり、
正門からの坂道を何度もダッシュしました。水はけの良いグラウンドで大
雨が降ってもすぐ乾いてしまう。雨が降り「きょうは休みだな」と喜んだ
のもつかの間、練習できちゃうんです。
でも、今思えば、野球を3年間やりきったことは自信になりました。社会
人になってからも「あのきつい練習に比べれば、大概のことは大丈夫」と
思えるようになりました。人格形成の面でも大いに役立ったと思います。
甲子園は対戦相手が気になります。同級生とも話すんですが、ビッグネー
ムに一泡吹かせてほしいという人もいれば、同じ初出場の相手が良いとい
う声もある。緊張し、浮足立つでしょうが、早く自分たちのペースを取り
戻し、石岡一のスタイルを貫いてほしい。初回が勝負です。
(聞き手・仁瓶和弥)