・・毎日新聞2月18日付記事より・・
中島彰一さん(52)
私は石岡中の卒業生で、祖父が石岡一高の教師をしていた時期もありました。地元
の野球少年の誇りと希望となるような活躍を期待しています。
甲子園は、大観衆の声援をはじめ、皆さんが経験したこともない状況下で戦う場です。
この異次元の世界で自分らしくプレーできるかが大切です。
私も取手二高の2年生だった1983年春に初めて出場しました。そのときは足が地
に付かず、打席に2回立った後で交代させられました。不完全燃焼ほど悔しいものは
ありません(翌夏は4番打者で活躍し、チームは県勢初の全国制覇)。
試合中の緊張感に心地よさを覚えられるような精神面の準備が肝要です。技術面では
春先の今は投手は変化球の制球力、打者は選球眼を磨くことですね。
相手も同じ高校生。気後れせず、伸び伸びとしたプレーを見せてください。
(聞き手・根本太一)