・・毎日新聞3月5日付記事より・・
第91回選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高校野球連盟主催)に21世紀枠で
初出場する石岡一の活躍を願って、同校出身の歌手、山本恵莉子さん(25)が「
そして未来へ」と題した応援ソングを作成した。山本さんは「音楽で母校の力にな
れれば」と応援ムードの盛り上げに一役買っている。
石岡市出身の山本さんは2011年度に同校普通科を卒業。高校時代は合唱部に所
属しながら生徒会長も務め、夏になると球場で野球部の応援にも参加したという。
短大を卒業後、17年9月から同市を中心に歌手活動をスタート。現在は県内外で
ライブを開催したり、イベントで歌を披露している。JR石岡駅で17年間飼い主を
待ち続けた中犬タローの歌「みんなのタロー」など郷土愛をテーマにしたオリジナ
ル曲があり、持ち歌約30曲は同市内で30年ほど前まで音楽教室の講師をしてい
た母裕子さんが作詞・作曲を全て担当しているという。
母校のセンバツ出場が決まり、山本さんは学校関係者から「何かみんなで応援でき
るような曲を作ってほしい」との依頼を受けた。そこで、約2年前に作った曲をベ
ースに、裕子さんが作詞、作曲して「そして未来」が完成した。
3番まである約3分半の応援ソングの歌詞には、山本さんの母校愛が込められてい
る。1番の「待ち続けていた夜明けの風」は創立100年を超える同校がようやく
甲子園初出場を決めたこと、「ふるさとの絆」は地元住民から応援されていること
をそれぞれ表現。2番の「自分を信じて」は大舞台に挑む選手たちへのエールが込
められているという。
山本さんは23日のセンバツ開幕まで、参加するイベントで積極的に応援ソングを
披露していくつもりだ。動画投稿サイト「ユーチューブ」で聴くこともできる。姉
真莉子さん(27)とそろって同校OGだという山本さんは「老若男女で盛り上がれ
るような曲になっています。これまでの練習の成果を発揮できるように、自分を信じ
て頑張ってほしい」と後輩たちを激励した。(川崎健)
応援ソング「そして未来へ」の動画は
https://www.youtube.com/watch?v=Q17TqKamQOI・・「そして未来へ 石岡一」で検索