・・茨城新聞3月8日付記事より・・
卒業生と母、歌で応援
23日に開幕する第91回選抜高校野球大会に出場する石岡一高を歌で後押ししようと、
卒業生らが応援ソングを贈った。石岡市で結婚式場やホテルを経営する山本裕子さん(60)
親子で、山本さんが作詞作曲した「そして未来へ~石岡一高応援~」を次女、恵莉子さん
(25)が歌う。
「輝こう」「ときめこう」「羽ばたこう」。甲子園出場が決まった1月以降、学校関係者
からリクエストがあったことから、裕子さんが2年前に作った茨城国体向けの選手応援歌
を急きょアレンジ。曲名には「頑張れば、憧れの大舞台での経験が生かされ、きっと未来
が開けてくる」という思いを込めた。
裕子さんは音楽教室で指導経験があり、恵莉子さんは同校の卒業生。地域イベントなどで
歌を披露してきた。高校時代は合唱部で生徒会長も務め、母校と地域への思いはひとしお
だ。
恵莉子さんは「この歌を聞くことで、地域の人たちがこれだけ応援していると感じてほし
い。くじけそうになっても、これまでやってこたことを思い出し、信じて戦ってほしい」
とナインへエールを送る。
また裕子さんが経営するホテルのレストランでは、石岡一高の応援メニュー「石岡一高勝
つカレー」を提供中。長女で支配人の真莉子さん(27)も卒業生で「石一を盛り上げた
い」と応援している。(高畠和弘)