センバツ石岡一・飯岡大政が対外試合1号&決勝打 (日刊スポーツ記事)

・・日刊スポーツ3月9日付WEB記事より・・

21世紀枠でセンバツ甲子園に出場する石岡一(茨城)の4番飯岡大政内野手(1年)が9日、対外試合1号本塁打を放った。

田村(福島)との練習試合ダブルヘッター第1戦に「4番一塁」でフル出場。2回先頭で、右投手の初球ツーシームを左越えに放り込んだ。昨秋は下級生ながら、つなぎの4番として活躍。これまで紅白戦で2本塁打したことはあったが、対外試合で1発を放つのは初めてだった。「この冬は長打力を1つの目標としてやってきました。守備でエラーもなかったし、今日は良かったです」と喜んだ。

活躍は続く。3-4で迎えた9回2死満塁で、左前に決勝打となる逆転の2点適時打を放った。「みんなで作ったチャンス。「打たないといけない」と強いスイングを心掛けました」とスライダーを引っ張った。

初アーチの後の3打席はいずれも好機で凡退。「ホームランを打って力みが出て、開き気味になっていました。最後はシャープに、つなごうと思って打席に入りました」と修正できた。

石岡一は対外試合で本塁打を放つと、打ったボールにマネジャーが日付、名前などを入れて渡してくれる習慣がある。初めて記念球を手にした飯岡は、笑顔で写真に納まった。(古川真弥)