石岡一奮闘及ばず 監督「チーム勝ち急いだ」 (読売新聞WEB)

・・読売新聞WEB3月26日記事より・・

選抜高校野球大会第3日の25日、21世紀枠で初出場の石岡一は、1回戦で盛岡大付(岩手)

と対戦。延長十一回の激戦を展開したが、最後は打球処理を焦った岩本大地投手の痛恨の本塁

悪送球で決勝点を許し、甲子園初勝利はならなかった。

石岡一は三回、四球で出た先頭の滑川幸之介選手を犠打などで三塁へ進めると、次打者の二塁

へのゴロが失策を誘い、その間に滑川選手が生還して先制。九回にも内野安打を含む3連打で

1点を加えたが、直後に追いつかれた。延長十一回の守備。ここまで被安打5だった岩本投手

の調子が乱れ、2四球に失策も加わり一死満塁のピンチに。次打者の投前へのゴロは平凡だっ

たが、送球がそれ、三塁走者が本塁に滑り込むと、岩本投手はがっくりとしゃがみこんだ。

川井政平(しょうへい)監督は「早い段階で投手を援護できていれば展開は違っていた。岩本

はよく投げてくれたが、チーム全体が勝ち急いでしまった」と話した。